時代は電子黒板!

とはいうものの、次から次へといろいろな型が出てて、管理職もどれを買おうか迷っているらしい。
 
家電と一緒だね。
 
うちの学校には今のところ3台しかない。本来なら先生同士で奪い合いになってるところだけど、幸いというか情けないというか、あの重いプロジェクターとPCを自分の教室まで運んでセッティングしよう、なんて熱心な先生はいない。セッティングできたとしても、どう使えばいいのかわからない。
だから、今のところ3台ともホコリをかぶっている。
 
でも私は知っている。
 
今まで電子黒板のでの字も言わなかった某先生が、密かにパワーポイントを触り始めたのを。
 
完全に「かさくらべ」の授業用だ!
 
そしてその横でそっとFlashの入門書を広げている某先生。
 
いきなり本格的。
 
それに対して
「時代はグーグルスケッチアップですよ」
と言ってみる先生。
「意味はわかんないですけど」
 
「言ってみたかっただけかい!」
 
果たしてこの中で誰が一番始めに電子黒板を使えるようになるのか!?
 
乞うご期待。

5年生の担任になりました

お久しぶりです。
しばらく更新しなかったのは初めての高学年担任で忙しかったからです。
 
教科が多い(家庭科・総合・外国語・保健追加)

テストが多い

丸つけが多い

ほぼ毎日6時間目まであるので見る余裕がない

先生死にそう

学級荒れる(←New!)
 
これで低学年と給料同じとかおかしいよ!
  
校長の前で「マルマルモリモリ」を上手に踊れたら
来年は低学年の担任になれるかも!
 
という希望を抱いて練習中です。

ビデオその後

いろいろあって,1年生の子らの撮影を何とか終えることができた。もちろん,「ひみつ」の意味を嫌というほど説明してやった。
そして,A先生が新卒のときにお世話になったという先生からもメッセージをもらうことができた。
A先生が最も苦労したという子からも。
 
ビデオファイルをDVDに焼いて,A先生に手渡した。
A先生は早速手近なPCでDVDを再生した。
 
泣いていた。
 
 
「こんなの撮ってくれたなんて,全然気付かなかった・・・」
 
 
 
 

 
あんな大ヒントがあったのに!
 
 
 
 
 
 
天然もいい加減にしろという感じですが。
  
A先生,明日から新しい学校だね。
お互いがんばろうね。

ビデオ撮影

その先輩をA先生とする。
A先生が,永らく勤めたこの学校を遂に去るというので,子どもたちを内緒で集めてメッセージビデオを作ることにした。
ちなみに,使ったソフトはコレ↓

VideoStudio7

VideoStudio7

操作が簡単で,字幕や音楽を付けることもできる。おすすめ。今回はこのソフトを用いて,PV風の映像を撮ることにする。
 
さて,最初の撮影は部活の子たちだ。先輩は部活をそれはそれは熱心に指導していたから,その子たちからメッセージがもらえたらさぞ嬉しかろうと考えたのだ。
終業式が近づいたある日の休み時間,私は密かに部活の子らを私の教室に呼び,事情を説明して協力を頼んだ。
途端に子どもたちの目が輝きだした。
「ちょっと待って! 練習するから」
しばらくして,その子どもたちは,実に明るくはっきりした声で,先輩への感謝の言葉を順に言ってくれた。子どもたちとA先生の絆がずっしりと伝わってきた。
中には何を勘違いしたのか,
「A先生,結婚おめでとう!」
なんて言う子もいたけど。
そういうビデオじゃねえよ!
 
折角なので,A先生が現在担任している子たちのメッセージも撮影することにした。A先生の担任は1年生だ。
掃除の時間,私は運動場の小石を拾っている子らに声をかけた。
「君たち,A先生のクラスの子?」
「うん!」
「A先生,今年でこの学校からいなくなっちゃうんだ。だから,このビデオカメラでA先生にメッセージを送りたいんだけど,協力してくれないかな」
「はーい!」
さすが1年生,ノリが軽い。
「じゃ,次の放課,私のクラスに来てね」
「はーい!」
「このことは,A先生には絶対内緒だよ」
「はーい!」
「私たちだけの,秘密だよ!」
「はーい!」
 
次の放課,私の教室の内線電話が鳴った。
「umikon先生!」
A先生の声だった。ちょっと怒ったような感じだった。
「うちのクラスの子が,umikon先生の教室に行けって言われた! って騒いでるんですけど,本当ですか?」
「・・・」
「普段まじめな子なので,嘘をつくようなことはないと思うんですけど・・・」
「し,知りませんよ! 変な子ですねえ!!!」
これだから小っちゃい子は・・・!

3月31日

いよいよ明日だね〜,担任発表。
何年生になるんでしょ。
去年の4月1日は,ドキドキしすぎて朝4時に目が覚めてそれからずーっと起きてました。
先生方の間でも
「この学年がオススメ!」
「○○先生は絶対△年生でしょ〜」
なんて盛り上がってる。
一応「○年生がいい」という希望を上には出した。でも,それが必ず通るかというとそうでもない。
お酒を飲んで,早めに寝ることにする。
あ,あんなに頑張ってた論文は落選した。先輩も。
あはは,仲間だね。

また論文書き始めたよ!

★ 9月
 教務の先生から「書け書け」と言われてちょっと書いてみたら,規定25ページなのに20ページくらいしかいかないでやんの。
 よーし話を盛ってやろうじゃんか!
 
★ 10月
 あるコトないコト書き連ねる日々。
 ふと
 
この作業に何の意味があるのか?
 
と思い立ち,論文作成中止。
 狂ったように学級通信を出す。
 手作りプリントや図工教材作りにはまる。
 
★ 11月
 同年齢だけどキャリアが1年上の先輩(複雑)が論文を書いていることを知る。
 ライバル心から論文作成を再開。
 以前お世話になった先輩から学校へ電話が来る。
 「もう5年目なんだから論文書かなきゃ駄目だよ!」
 知ってるよ!
 幽霊的に所属している研究会から「論文作成のヒント」的なテキストが届く。どこからかぎつけた・・・!
 「ヒント」によると,入賞するためには統計を載せなきゃならないそうだ。子供へのアンケートとかそういうものか。残念だがそういうのは一個も取ってない。
 入賞賞金がどれくらいか気になるが誰にも聞けないよ。
 
★ 12月
 同年齢だけど(以下略)の論文が全く進んでいないことが発覚。
「大丈夫! 3日間で書くから!」
 と言って本当に3日で書き教務に提出している様子を目撃してなんかあんなんでいいのかよ! と思ってしまう。
  
★ 今
 ネットしながら一人酒。
 論文は来月センターへ送付予定。
 デキる奴はこの論文をちゃんと完成させて出世への足がかりにするんだろうか。
 この論文は私の一年間の実践の結構克明な記録で,読んでて面白いと思うんだけど,いかんせんデータが少ないので説得力に欠ける。
 うわー4月に戻ってやり直してえーッ!